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『餅は餅屋』 ものごとには、それぞれ専門家がいて、その道のことは、専門の人に任せるのが良策だといわれています。
例えば、お金の専門家。
この都心部の一等地にある美術館のような家には、どんな人が住んでいるんでしょう?と、映ったTVに釘付けになっていると、大半は証券会社か投資銀行の役職に就いた欧米人が、中から微笑みながら出て来ます。
つまりは、お金の扱いや性質に熟知しているから、お金の扱いに慣れている人たちが、そのような生活環境を得ているのでしょう。
では、不動産の専門家。 不動産物件を上手に運営しながら、もしくは、融資を上手に受けて物件を増やすのが上手な人もいれば、誰もが見向きもしないような物件を安値で購入し、高付加価値を付けて再販する人、ある程度見れる状態にして売りやすい安値で売る人などなど、不動産と一言でいっても様々ことを得意とする専門家がたくさん存在します。
一般的に不動産の専門家だと思われがちな、不動産業者のスタッフがすべて専門家ではないのです。中にはお客様サービスの専門家として、不動産を扱っている人もいるでしょう。何が専門なのかは、きちんと見分ける目が必要です。
そんな様々な専門の仕事として最近気になっていることのひとつに、銀行の仕事が挙げられます。同じ銀行という名の下で事業を行っていても、実はたくさんの業務があります。一般的な振込、振替業務もあれば、住宅ローンを貸し出す窓口もあれば、事業資金を融通してくれる窓口もあります。一般市民から預かったお金を、自分たちの活動だけでなく、ファンドに出資して運用することも多いようです。
今までは、銀行が行うことだと思われていた仕事を、金融コンサルティング会社がファンドを組成して行っています。事業再生や、中小企業支援など、お金を出すだけでなく、実務もサポートします。
窓口に駆け込んでくる人をターゲットとして商売する人と、ターゲットを自ら探し出して商売をする人の違いと言っても過言ではないビジネス手法の差です。貸す人、借りる人、という当事者に違いはないものの、当事者同士の連携に格段の差が生じています。「どこどこ銀行、地域応援ファンドに出資」のようなニュースを見かけたら、ファンドの組成元やファンドの出資先に注目してみてください。
このビジネス手法、不動産にももっと活かされれば、と願っています。
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